
今の家に去年引っ越してきて、気にいっていることの一つに薪ストーブが付いていたということがある。
ベースメントに設置してあるので、燃やしていると家全体が暖まる。
ヒーターよりも自然な暖かさで気持ちいい。
なによりも家の中で、キャンプファイヤーしてるようなモンで、火を見ながらぼーっとしたりするのも
いい。
この火というものは、人の心もあっためてくれるようで、クリスマスシーズン(最近ではホリデーシーズンと呼ぶことが多くなってきたようだ。)には特別にTVのチャンネルの一つで、薪が燃えてるだけの映像をずーッと、毎日流しているチャンネルがある。
これは暖炉や薪ストーブがない家でも、火の映像や、薪が燃えてはぜるときのパチパチという音を楽しみながら、家族で和みましょうというものなんだろうなあ。
渋い演出である。年内いっぱい続く。
自分もよくストーブの前でブランデーをちびちびやったりするもん。
写真は家の薪ストーブ。


世を挙げてクリスマスデーの25日、
トンプソンリバーにスチールヘッディングに行ってきたのだ。
12月に入り、ずーッと真冬日(カナダではそういわないと思うが)が続いていたのに、ここに来て
気温がプラスになってきた。
これはいけるんではないかとYとともにほくそえみながら、「スチールヘッドというクリスマスプレゼントは俺のものだぜ」と、お互いに心の中で思い描いていたのである。
笑いをこらえながら2時間半のドライブを終え、いざトンプソンに着いたのである。
が、しかし気温が高すぎてニコラリバーから物凄い濁流が流れ込んでるではないの。
唖然。
まるで春の雪代だぜこりゃあ。
これではニコラリバーとの合流付近より上でしかできない。
ま、いいや。
しかし、世の中には物好きな人もいるモンで、他にも釣りに来てる人がいた。
でも普段から見たら独占状態。
クソー、気温がもうちょっと低けりゃ良かったかもなあ。
ま、釣果は来年への持越しとした。
メリークリスマス!
昨日の朝の気温はマイナス5度。比較的暖かい。
でも氷点下である。それなのに雪ではなくて雨が降っていたのだ。
これはたまに起こる現象でフリージング・レインと呼ばれる。
雨のまま降ってきて、地面や車体、木の枝など何でも良いからとにかく地上の物に付いたとたんに氷となる。
密着率は物凄く高い。これが長いこと降ると、高圧線の鉄塔とかが重みに耐え切れなくなって、折れてしまうから怖い。
車の窓もガリガリでなかなか取れない。
道路はもちろん、ツルツルである。
昨日の朝は、自分はフィジオセラピーに行ったのだが、すでに7件のキャンセルがあったという。
ドクターから良く来れたなあと、変に感心されてしまった。
当初は釣りに行く予定であったが、相棒のYが風邪を引いたために中止。
でも正解だったなこれは。
人間氷像になってしまうとこだった。・・・てか。

先週末にクロスカントリースキーのワールドカップが開催された、ヴァーノンのソブリンレイクにクロスカントリースキーに行ってきた。
まだ、ワールドカップ時のテントや看板などの撤収がされていなかったので、ニオイを感じることが出来た。
土曜日はカナダのベッキー・スコットが銀メダルを獲得。
そして日曜日はベッキー・スコットがなんと金メダルでサラ・レナーが銅メダルを獲得。
沸きに沸いたワールドカップであった。
自分はヴァーノンに住んでまだ5年ほどで、ここを始めて滑ったのが去年、しかも1回だけ。
でも今年はシーズンパスを買ったので、バシバシ来るつもり。
昔、ロッキーのキャンモアに住んでいたときには、カルガリー・オリンピックのクロスカントリー会場になったキャンモア・ノルディック・センターのシーズンパスを買い、気合を入れて滑ったものだった。
たまには草レースにも出たりしていた。
自分のビジネスを始めてから、なかなか時間がとれず、ここ数年遠ざかっていたが、最近は少し余裕も出てきたので、またがんばって滑ろう。
おなかも少し出てきたような・・・・。
で昨日、コースの途中にあるこんなキャビンを発見したのである。
中に入ると誰もいないのに、薪ストーブが燃えていて、暖かい。
お茶でもポットに入れてきて、のんびり休憩していくのもいいかな。

日曜日は北オカナガン地方ヴァーノン市の日系人会のクリスマスパーティーがあったので、
参加してきた。
2時ころから始まり、6時半くらいには納会となった。
ほとんどは子供の学芸会状態なので、特に楽しくはないが、顔つなぎと店からの寄付等をもって行って、
最後にある持ち寄りの料理によるバッフェ(バイキング)パーティーを楽しみに行くのである。
ほとんどの人はもう、2世、3世であり、その子らはハーフやクォーターになっている。
当然、会話は英語である。顔は日本人なんだけどね。
最初カナダに来た当時は、なんか、変な感じでなじめなかったが、いまや、自分の子供も2世であり、
その中では、かなり流暢に日本語を話すが、どちらかと言えば英語のほうが得意である。当然か。
いつも思うのだが、食事会後の後片付けの早すぎさである。
長いテーブル5列をセットして、テーブルごとに料理を取りに行くのだが、最後の人たちがまだ食べ終わるかどうかというときに、一部でもう片づけが始まってしまうのである。
確かに広い会場を掃除するのは大変なのだが、もう少し、食後の時間をゆったりと持ちたいなあと
感じるのは自分だけではないはずだ。

前回、トンプソン・リバーに行ったとき、3回こけてしまった。
実はここの川は非常にすべるのである。コケだらけである。
前から、スパイク(クリーツと呼ぶ)の必要性を感じていたが、ゆっくり慎重に動くことで、転倒を免れていた。がしかし、今回6年ぶりに行って、3回もこけてしまった。
ちょっと年を感じてしまったわけだが、スパイクを買うにしても、クリーツ単体で$90CANドルもする。
で、最近自分のウェーディング・シューズのフェルトを張り替えたのだが、話によれば一年しか持たないとかいううわさもある。
で、このホリデー・シーズンに釣具の安売りセールである。
行きつけの店でいいディールをもらった。
買わない手はない。
でゲットしたのがKorkers,K7500というウェーディング・シューズである。
これは画期的に5種類のソールを付け替えて履くというもので、このなかのスタッド付にすれば、
滑らないと言うわけさ。
これは日本でも出てるのだろうか?
都合をつけて年内にもう一度、スティールヘッドを釣りに、トンプソンに行こう!