Author:BAN 一撮入魂X-E3,RX100
今までは自分ひとりでスノーシューイングをしてきた。でも、みんな興味があるらしく行きたいと言う事なので、店のスタッフとともにクリスマス・イブに行ってきた。みんなほとんど初体験。凍った湖の上や、林の中の木の間を抜けてみんなわいわい言いながら歩く。この浮遊感覚がいいんだよね。最初の林間ですぐ後ろをN嬢が歩いていたので、後ろを振り返り、となりの木に肩でショルダー・タックル。そして、いそいでパタパタと数歩前へ。すると、少し間をおいてからN嬢の頭の上に木に積もった雪がどさどさっと落ちてきたので、みんな大笑い。けけっ。大成功!N嬢は「ばかっ。」と言いながらも楽しそうである。長崎出身の彼女はこういう遊びはしたことがないようである。その後はみんな自分のデスマスクのようなものを、雪上に作っていた。はたから見てると、顔を雪に突っ伏して数秒待ち、顔をあげる。まるで、イスラム教徒がアラーの神にひれ伏しているようで、不気味であった。昔、凍傷になったことのある自分はそのようなことせず、みなの痴態をふふふと笑っていた。その後は、H氏宅で忘年会で、飲めや食えやの大宴会となった。幸せであった。
先シーズンの冬から始めたスノーシューだが、実は今までやっていたクロスカントリー・スキーよりもはまっている。歩く感じが冬山やバックカントリー・スキーと同じ感じがするからだ。クロスカントリースキーでトラックセットされたところを行くのも、ジョギングのようでそれはそれで楽しく、いいエクササイズなのだが、自分的にはどうもスノーシューがあってるような気がする。先週も総勢4人で行ってきた。他の人たちは初めてのスノーシューイングだったが、それぞれに楽しんだのではないだろうか。その3日後にまた、今度は一人で行った。前回も吹雪だったが、今回は途中からそれにもまして凄い吹雪となった。初めて少し行ったところで動物の足跡発見。写真では見にくいと思うが、これはどうもクーガーの足跡ではないかと思う。形は猫の足跡のようだが、自分の拳近い大きさがある。これを発見した跡は時々後ろを振り返りながら、しばらくの間ちょっとびくびくしながら歩いた。以前ロッキーに住んでいたときに、バンフで起こった事件なのだが、クロスカントリーをしていた女性が後方の木の上からクーガーに襲われ、後ろ首をかまれて即死したことがあったからだ。それでもまた少し行くと、その足跡のことなどコロッと忘れ、楽しいスノーシューを楽しみ帰ってきた。また今週も行こうと思う。
知人が今、Valemountというところにログハウスを建てている。自分で基礎工事をやり、自分で周りから木を選別して建ててるそうだ。外側はほとんどできたので、後は内装ということらしい。一番太いログ材は直径42インチ(107cm!)だと。自分も昔から山小屋で働いていたこともあり、山小屋風の家にいつか住みたいと思っている。そのうち夢を実現しよう。
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