針葉樹


北米の標高の高い山に行くと必ず目にする針葉樹。
まだ大学生だった頃、
この針葉樹と雪と岩肌の山というのが北米のアウトドアのイメージだった。

その頃まだ数少ない(今も多くはないのかな?)アウトドア雑誌で目にした北米の写真に憧れたものだったが、
今ではこういう景色の傍に住むようになって30年以上が過ぎた。


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その頃日本で”プータロー”と呼ばれていた、
今のフリーターのはしりみたいな生活をしていて、
型にはまらないのびのびとした人生を送っていたつもりではあったが、
カナダに来た瞬間、日本とは違う空気が自分を取り囲んだ。

最初に来た'86年の3週間の旅行が人生を変えてしまった。
というか本来の軌道に乗ってしまったというべきか。

過去を振り返って見ると、
まるで神に計画されていた如く、
送ってきた人生だが、
いつ死んでも悔いはないなという気持ちで毎日過ごせている。

人生でやりたいことはまだまだ山ほどあるが、
今までもやりたいことはやってきた。

うまくいったり、いかなかったり。

でもそれよりはやったか、やらなかったかということのほうが重要。
最初の一歩を踏み出して”やった”ということが素晴らしいことだった。


吉田拓郎の歌で”人生を語らず”という曲があったけど、
60歳も近くなってきて感じることも出てきた。




社会的には、金銭的には世間で言う成功という言葉からは遠い人生かもしれないが、
自分の人生は確実に”成功”だったといつでも閻魔大王の前で胸を張って言える。
そんな人生を支えてくれた両親兄弟、そしてカナダ来る時に結婚した妻に感謝である。

なんだか日曜日のこの景色を見て、
この写真を見てふっとそんなことが頭に浮かんだ2月のある日の朝。






[ 2019/02/21 06:12 ] カナダの風景 | TB(0) | CM(0)

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