去年の7月1日から導入された新税HSTが住民投票により否決され、
これによってこのHSTが撤廃されることが決まった。

これは新税導入が住民の意思を無視して、
強行的に採決されたことに対する住民の勝利。

去年の春から反対署名が集められ、規定以上の署名が集まったことから、
住民投票が行われることが決定し、
今年の6月から7月にかけて有権者に郵送された投票用紙が開票されて、
金曜日に発表となった。
投票の約54.73%が否決した結果、撤廃が確定した。
しかし、連邦政府との決まりで2015年までは続けることになっていたらしいが、
2013年3月には元の税金システムGSTとPSTに戻ることになるようだ。
HSTだとレストランで食事をした分にかかる税金は12%、
それに対して以前の税金だと食事に関してはGSTだけなので5%しかからない。
この差は大きい。
何よりも今年の飲食業の暇さがこれを物語っている。
元に戻るまであと2年待たなければならないが、
それまでは細々と耐えていくとするか。
確かに州政府の財政はひっ迫しているのかもしれないが、
今回の住民投票は、何よりも政府の決定を住民の意思で覆したことの意味が大きいと思う。
今日はブラボー!な気分なので